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寿歌:カーテンの裏側物語

演劇をプロデュースするということは、大変な作業と時間がかかりますが、観客の拍手でその苦労は報われるものです。今回、愛知芸術劇場と静岡県舞台芸術センター(SPAC)がこのビッグプロジェクトのためにタッグを組みました。 

演出は宮城聰氏、脚本は北村想氏、セットデザインはカミイケタクヤ氏が担当しました。

ここでは、両舞台芸術センターがどのようにして台本から舞台までを作り上げていくのか、大まかな概要をご紹介します。弊社がどのようなスケジュールで制作を行っているのか、ご参考にしていただければと思います。

制作プロセス

テーマ・ストーリーの最終決定

制作会社は、自分たちが選んだショーの可能性のあるテーマや演技を46ヶ月かけて構築していきます。言語、役の数、テーマ、スタイルが出演者や観客に適しているかどうかを確認します。

チームの組み立て

しっかりとした台本ができたら、まず仕事や役割ごとに担当者を決めていきます。3つ以上の仕事をカバーする人が1人いる場合は、スタッフを増やして仕事量を分散させるようにしています。 

アイデアを整理

その後、グループミーティングや個人ミーティングで、ショー全体の雰囲気についてみんなのアイデアを集めます。これには、音響、照明、小道具、衣装などが含まれます。演出家が中心となってデザインを進めていきます。

オーディション前通知

そして、制作スタッフは、俳優たちにオーディション前に満たすべき具体的な資格や条件を準備し通知します。例えば、演技をするためのセリフを用意したり、俳優が歌う歌のセクションを割り振ったりします。そうすることで、役に適した俳優を見極めることができます。

制作カレンダーの決定

リハーサル初日に、プロダクションのタイムラインと目標が書かれたカレンダーと、誰がどの役を演じるかが書かれた連絡シートが配布されます。チーム全体のリハーサルやドライランの準備に役立ちます。

リハーサルスペースを快適にする

俳優が劇のための練習にやる気を出し、刺激を受けるためには、リハーサル場で快適に過ごすことが重要です。そのため、プロダクションマネージャーは、安全でアクセスしやすく、広々とした換気の良い部屋でのみリハーサルを行い、十分な水と軽食を提供しています。 

リハーサルの開始時間と終了時間を守る

リハーサルのスケジュールは厳密に守られており、11分が生産的に過ごせるようになっています。リハーサル室にいる間も、全員が参加できるようにするのが宮城氏の仕事です。

シーンを演出し、それを実行する

演出家と振付師は、あるシーンを演出したら、そのシーン全体を演じていきます。そして次のシーンに移って、それを繰り返します。前のシーンに戻るためのリハーサルを23回行い、その後、シーンをまとめるためのリハーサルを12回行います。

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